一冊の手帳で夢はかならずかなう

大掃除で整理した本を売りに行ったブックオフで見つけた本.
手帳をToDoリストに使っているものの,あまり効率的な使い方を
していない気がしたので買ってみた.

3種類の手帳の使い方を主張しており,手帳はバイブルサイズがオススメとのこと.
「明日死ぬとしたら何がしたい?」という素朴な疑問から自分の夢を明確化し,
その夢を実現するためのスケジュールを立てる→夢手帳
夢を実現するためのスケジュールから,中期短期にしなければならない
行動を明記し,1日単位の行動スケジュールをたてる→行動手帳
メモ書きなど,その他の雑多なこと→思考手帳

手帳をもとにPDCAサイクルをきちんとまわそうという話から,
筆者の心構えや,実施例がふんだんに書かれており,この人はとっても
エネルギッシュな人なんだなぁというのがよくわかる本.

15年計画など,フレームワークとしては納得する部分はあるが,
ぜひ導入したいと思うほど,ピンとはこず.残念.
目標は全て数値化して社員のやる気を高めているとあるが,
評価をするのがいつも社長のみというのであれば,評価基準がブレなくて
いいと思うけど,実際の会社では評価者である上司がコロコロかわり,
その度に評価基準が変わるのが常なので,そんなにうまくいかないよなぁ
と思った.

なんとなくネガティブなコメントが続いてきたが,所々に
筆者の哲学を示す名言が入っているところはポイント高し

  • いつでもいい仕事はいつまでもやらない
  • 数値化できない目標は実行できない
  • 習慣は人格を作り,人格は運命を作る
  • 科学における独創は異質の要素の思いがけない結合である

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法

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